概要

メッセージウィンドウに微妙な機能を追加するスクリプトです。
このスクリプトでは、以下の機能が利用できます。

スクリーンショット

ScreenShot

更新履歴

2005/05/29

名前ウィンドウ縦幅調整機能を追加。

2005/05/06

独自制御文字「\IN[n] \WN[n] \AN[n] \IT[n] \WP[n] \AR[n]」に対応。

2005/04/09

「名前ウィンドウスキン変更」「顔グラフィック専用ウィンドウ」を追加。

2005/02/24

名前ウィンドウにウィンドウスキンの変更が適用されないバグを修正。

2004/11/17

「メッセージスクロール」機能を追加。

2004/10/30

本文より数値入力幅の方が大きい場合、ウィンドウからはみ出るバグを修正。

スクリプト

KGC_MessageAlter

使用法

$game_system.name_window_skin = filename
$game_system.face_window_skin = filename
を実行すると、名前・顔グラフィック用のウィンドウスキンのみを変更することができます。
filenameには「Graphics\Windowskins」内のファイル名を指定します。
(nilを指定すると通常のウィンドウスキンになります)

文章に名前表示」

イベントコマンド「スクリプト」で
$msg_name = "表示する名前"
というスクリプトを実行すればOKです。
名前を消す場合は
$msg_name = nil
と指定してください。

# ◆名前ウィンドウの縦幅
MSGA_NAME_WINDOW_HEIGHT = 48
を変更すると、名前ウィンドウの高さを調整できます。
(フォントサイズも自動調整)
64に設定すると、通常のウィンドウと同じフォントサイズになります。

「メッセージウィンドウみたいにID[x]のアクター名を表示したい!!」という場合は
$msg_name = $game_actors[x].name
と指定すれば、ID[x]のアクター名を表示します。

ウィンドウサイズ自動調整

↑のスクリプトでは、デフォルトでサイズ調整を行います。
解除する場合は、イベントコマンド「スクリプト」で
$game_system.message_auto_adjust = false
を実行してください。

顔グラフィック表示

イベントコマンド「スクリプト」で
$msg_face = ["画像ファイル", {表示位置}]
というスクリプトを実行してください。
画像ファイルは「Graphics\Pictures」から読み込みます。
表示位置には、以下の値を入力してください。
 0 ウィンドウ左端に表示
 1 ウィンドウ右端に表示
顔グラフィックを消去する場合は
$msg_face = nil
を実行すればOKです。
ちなみに、画像サイズに制限はありません。
縦長や小さい画像も使用可能です。
(ウィンドウ巨大化防止のため、最大でも縦横96px程度に収めてください)

<例> 「test.png」を左端に表示する場合
  $msg_face = ["test.png", 0]

# ◆顔グラフィック専用ウィンドウを使用
MSGA_FACE_WINDOW = true
trueにすると、顔グラフィックを専用のウィンドウに表示します。

メッセージアライン

ウィンドウ内文字列の整列方法を設定します。
設定には、制御文字 \AL[x] を使用します。(大文字・小文字は問いません)
xには、以下の値を入力してください。
 0 左側に表示(デフォルト)
 1 中央に表示
 2 右側に表示
\AL[x] は、文中のどこにあっても構いません。
邪魔にならない位置に適当に記述してください。

長期間整列を持続させる場合は、イベントコマンド「スクリプト」で
$game_system.message_align = x
というスクリプトを実行してください。
この場合、同様のスクリプトで設定を変更するまで持続します。

設定の優先順位は \AL[x] > $game_system.message_align です。

メッセージスクロール

イベントコマンド「文章の表示」を連続で使用すると、それらの文章全てをメッセージウィンドウに一度に描画し、スクロールして読むことができます。
↑↓」ボタンで通常スクロール、「LR」ボタンでページ単位スクロールが可能です。

途中で文章を切る場合は、コマンド間に「ウェイト」等を適当に挿入してください。
$game_system.message_scroll = false
を実行すると、スクロール機能を解除できます。

独自制御文字

≪書式指定文字描画≫が対応している制御文字の一部を使用できます。
対応している制御文字は以下の通りです。
\IN[n] \WN[n] \AN[n] \IT[n] \WP[n] \AR[n]
それぞれの効果は≪書式指定文字描画≫を参照してください。
メッセージウィンドウで使用する場合に限り、\ を2つ付ける必要はありません。