『FF10』のように、専用のゲージを消費して使用するスキルを作成します。
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奥義的な扱いのスキル。
使ってみました。
スキルの「メモ」欄に <オーバードライブ n> を追加します。 nには、ドライブゲージ消費量を半角で入力します。 消費量を省略して <オーバードライブ> と書いた場合、ゲージを1本 (1000) 消費します。 このスキルは、ドライブゲージが1本 (1000) 以上溜まっているときしか使用できません。 (<オーバードライブ n> の場合は、ゲージがn以上あれば使用可能)
<オーバードライブ n> の代わりに <over_drive n> を使用することもできます。
数値の後に + を付けると、残っているゲージをすべて消費するようになります。 (ゲージが消費量に満たない場合は使用できません) このとき、溜まっているゲージが多いほどスキルの威力が高くなります。
# ゲージ 1000 以上で使用可能 # 蓄積量が多いほど威力上昇 <オーバードライブ 1000+>
スキルの「メモ」欄に <ODゲージ増加率 n%> を追加します。 nには、スキルで攻撃した際のゲージ増加率を半角で入力します。 このスキルで攻撃すると、ゲージが通常の10倍溜まります。
<ODゲージ増加率 n%> の代わりに <od_gain_rate n%> を使用することもできます。
「オーバードライブスキルで攻撃したときはゲージを増やしたくない」 という場合は、増加率を0にすればOKです。 (ゲージ全消費の場合は、設定しなくてもゲージは増えません)
ドライブゲージは、アクターの名前の裏側に表示されます。 ゲージが最大値未満のときは黄色、最大のときは赤になります。 ゲージの色はカスタマイズ項目で変更できます。
2本目以降のゲージは、ゲージ右側に表示される数値から判断します。 数値の表示形式はカスタマイズ項目で変更できます。
アクターのゲージ本数はset_actor_od_gauge_number、 敵のゲージ本数はset_enemy_od_gauge_numberで設定してください。 (コマンドの使い方はイベント用コマンド参照)
# ゲージ 1000 増加 <ドライブゲージ増加 1000> # ゲージ 500 減少 <ドライブゲージ増加 -500>
# ◆ ドライブゲージ名 GAUGE_NAME = "ドライブゲージ" # ◆ ドライブゲージ変動アイテム使用時のメッセージ OD_GAIN_MESSAGE = { :absorb_a => "%sは%sを奪われた!", # 吸収: アクター :absorb_e => "%sの%sを奪った!", # 吸収: 敵 :loss_a => "%sの%sが減った!", # 減少: アクター :loss_e => "%sの%sが減った!", # 減少: 敵 :recover_a => "%sの%sが増えた!", # 増加: アクター :recover_e => "%sの%sが増えた!", # 増加: 敵 }
# ◆ アクターのデフォルトドライブタイプ DEFAULT_ACTOR_DRIVE_TYPE = [0, 1, 6] # ◆ エネミーのデフォルトドライブタイプ DEFAULT_ENEMY_DRIVE_TYPE = [0, 1, 4, 5, 6]
数値とドライブタイプの対応は下表の通りです。
# ◆ ドライブゲージ最大値 GAUGE_MAX = 1000
# ◆ ドライブゲージ増加量 GAIN_RATE = [ 80, # 攻撃 500, # 被ダメージ 200, # 勝利 100, # 逃走 160, # 孤独 40, # 行動 160, # 瀕死 50, # 防御 ] # ← この ] は消さないこと!
「被ダメージ」には、最大 HP 分のダメージを受けたときの増加量を設定します。 デフォルトの500は、最大 HP 分のダメージでゲージが500 溜まることを表します。 (最大 HP の半分のダメージを受けたときは250溜まる)
# ◆ ドライブゲージの色 GAUGE_NORMAL_START_COLOR = 14 # 通常時開始色 GAUGE_NORMAL_END_COLOR = 6 # 通常時終了色 GAUGE_MAX_START_COLOR = 10 # 最大時開始色 GAUGE_MAX_END_COLOR = 2 # 最大時終了色
色に数値を指定した場合、メッセージウィンドウの \C[n] で表示される色を使用します。 例えば、14なら \C[14] と同じ色になります。
# ◆ ドライブゲージの色 # 緑色にする GAUGE_NORMAL_START_COLOR = Color.new(0, 255, 0) # 通常時開始色
# ◆ ドライブゲージに汎用ゲージを使用する ENABLE_GENERIC_GAUGE = true # ◆ ドライブゲージ設定 GAUGE_IMAGE = "GaugeOD" # 通常時画像 GAUGE_MAX_IMAGE = "GaugeODMax" # 最大時画像 GAUGE_OFFSET = [-23, -2] # 位置補正 [x, y] GAUGE_LENGTH = -4 # 長さ補正 GAUGE_SLOPE = 30 # 傾き (-89 ~ 89)
ドライブゲージ用のサンプル画像です。 画像は "Graphics/System" に保存してください。 通常時 最大時
# ◆ ゲージ蓄積量の数値表記 GAUGE_VALUE_STYLE = 5 # ◆ ゲージ蓄積量のフォントサイズ GAUGE_VALUE_FONT_SIZE = 14
数値と表記の対応は下表の通りです。 画像はゲージ3本、蓄積量2432の場合です。
# ◆ ドライブゲージを表示しないアクター HIDE_GAUGE_ACTOR = []
# アクターID: 2, 3, 4 のドライブゲージは表示しない HIDE_GAUGE_ACTOR = [2, 3, 4]
# ◆ 非戦闘時はドライブゲージを隠す HIDE_GAUGE_NOT_IN_BATTLE = false
# ◆ オーバードライブスキル未修得ならゲージを隠す HIDE_GAUGE_NO_OD_SKILLS = true
# ◆ ゲージを隠している場合はゲージを増加させない NOT_GAIN_GAUGE_HIDING = true
# ◆ ゲージ不足のときはオーバードライブスキルを隠す HIDE_SKILL_LACK_OF_GAUGE = false
各コマンドは、イベントコマンド「スクリプト」に記述して使用します。
# 全員のドライブゲージを MAX にする gain_actor_od_gauge(-1, 1000) # アクターID:1 のドライブゲージを 0 にする gain_actor_od_gauge(1, -1000)
# 敵全体のドライブゲージを MAX にする gain_enemy_od_gauge(-1, 1000) # 先頭の敵のドライブゲージを 200 増やす gain_enemy_od_gauge(0, 200)
# アクターID:1 のドライブゲージ蓄積量を 変数ID:50 に取得 get_actor_od_gauge(1, 50)
# 先頭の敵のドライブゲージ蓄積量を 変数ID:50 に取得 get_enemy_od_gauge(0, 50)
# 全員のドライブゲージを3本にする set_actor_od_gauge_number(-1, 3) # アクターID:1 のドライブゲージを2本にする set_actor_od_gauge_number(1, 2)
# 敵全体のドライブゲージを3本にする set_enemy_od_gauge_number(-1, 3) # 先頭の敵のドライブゲージを2本にする set_enemy_od_gauge_number(0, 2)
# アクターID:1 のドライブタイプを「攻撃」「勝利」「行動」に変更 set_actor_drive_type(1, [0, 2, 5]) # アクターID:1 のドライブタイプをデフォルトに戻す set_actor_drive_type(1)
# 先頭のエネミーのドライブタイプを「攻撃」「行動」「瀕死」に変更 set_enemy_drive_type(0, [0, 5, 6]) # 先頭のエネミーのドライブタイプをデフォルトに戻す set_enemy_drive_type(0)