よくあるリアルタイムバトルを作成するスクリプトです。 高速化や詠唱など、リアルタイムらしい機能があったりなかったり。
「ウェイトモード」「アクションウェイト」をうまく使えば、『F○10』のCTBや、 『グ○ン○ィア』のUABのような戦闘も再現(?)できます。 (行動内容によって待機時間変化・コマンド選択後に詠唱・コマンド入力時に停止 など) 最下部に微妙な設定例があります。
カスタマイズ項目で高速化を有効にすると、リフレッシュ時の処理が非常に軽くなり、結果として超絶的(嘘)に高速化されます。 そのため、通常のリフレッシュではほとんどストレスを感じなくなります。(たぶん) (高速化時は、5人パーティでも通常時の1~2人程度の負荷しかかかりません) 高速化時は縁取り文字を採用するため、文字そのものは通常時より見やすくなります。
≪基本設定強化≫を併用することで、バトルイベントもスムーズに動作します。
非高速化時はターン経過時等に一瞬動きが鈍くなりますが、これは「多人数パーティ」「影文字」により、リフレッシュ時の処理が多少重くなっているためです。(バグではありません) これらを除去すれば少しは軽くなりますが、文字が非常に見にくくなるのでお勧めはしません。 (除去しても、高速化したときほど軽くはならない) 除去した場合は≪基本設定強化≫で戦闘背景全体化を解除すると見やすくなります。
ちなみに、逃走は「Aボタン押し続け」です。 (「逃走」というコマンドはありません)
最下部([Main]のすぐ上)に導入してください。
↑目次
『ZS』の「旧・TCB」とほぼ同等。操作方法もほぼ同じ。
高速化すると、このようなスタイルに変わります。 (文字のフォント等は変更可能)
バトルスピードやウェイトモードも設定可能。
某RPG風のスタイルにも変更できます。
まずはゲージ用の画像を準備します。画像は、 このように作成します。(見辛いので2倍に拡大) 上から順に「枠」「通常時」「最大時」「詠唱時」です。 「枠」以外の高さは全て統一してください。
実際のゲージ幅は画像全体の幅の1/3、高さは画像全体の高さから2を引いて1/4にした値になります。 <例> 幅を150、高さを14にすると、ゲージサイズは50x3になる。 ↑の画像サンプルは300x18なので、ゲージのサイズは100x4になります。 このサイズに合うように「枠」を作成してください。 「枠」は周囲1pxを枠線で囲み、その内部がゲージ背景となります。 (周囲1pxが囲まれるため、ゲージ本体より幅・高さが2px大きくなる)
うまく作れない場合は『KGC Gauge Creator』を使用すると簡単に作成することができます。
ACB_MAX_SE = RPG::AudioFile.new(...) ACB_ESCAPE_MESSAGE = ~ ACB_CANT_ESCAPE_MESSAGE = ~
# □■ 行動時の待機時間倍率設定【単位:%】 ■□ # ◆通常攻撃 ACB_ATTACK_WAIT = 100 # ◆防御 ACB_GUARD_WAIT = 100 # ◆スキル # 0 以下を指定すると、使用スキルに応じて自動生成。 ACB_SKILL_WAIT = 0 # ◆アイテム ACB_ITEM_WAIT = 50 # ◆詠唱後 # 詠唱が必要なスキルを使用した場合、スキルの待機時間にこの倍率を適用。 ACB_CHANT_WAIT = 75
# ◆スキル詠唱設定 ACB_SKILL_CHANT = true # ◆詠唱スキルと見なす 魔力F の値 ACB_CHANT_SKILL_INT_F = 1 # ◆非詠唱スキルと見なす 攻撃力F の値 ACB_NOT_CHANT_SKILL_ATK_F = 2
# ◆詠唱時間直接指定 ACB_CHANT_TIME = []
# ◆Active Count Battle 高速化 ACB_QUICKLY = true
# ◆ステータス文字間隔 ACB_LETTER_SPACE = 9
動作設定
$game_system.battle_speed = x
$game_system.action_wait = (true|false)
$game_system.wait_mode = y
「アクションウェイト」とは、行動中の時間経過を止める機能です。 これを使えば、誰かの行動中はコマンド入力等が発生しなくなります。 「フルアクティブ」の場合は無視されます。
ディレイ効果
ディレイxという属性を武器やスキルに付加すると、相手のACBゲージを減らす効果を発揮します。 <例> ディレイ100 xが大きいほど、ゲージ減少量も大きくなります。 (耐性が「C」なら、200程度でゲージを0にする威力)
ディレイ効果に関する耐性はディレイ耐性という属性を使用します。 使用方法は通常の防御属性と同じで、ディレイ効果にのみ適用します。 (有効度を「F(吸収)」にした場合、「E(無効)」と同じ扱いになります)
コマンド入力中や行動待機中にディレイ効果を与えた場合、ゲージを減らすとともに行動を解除します。 (『グ○ン○ィア』で言う「キャンセル」) コマンド入力中のキャンセルのみ、カスタマイズ項目で抑止できます。
オーダーバー
「オーダーバー」とは、敵味方の待機時間を視覚的に表示する機能です。
バーの一番長い部分が「ウェイトエリア」、上から二番目の部分が「コマンドエリア」、最上部が「アクションエリア」です。 (便宜上付けておいた名称なので、別の呼び方でも構いません)
オーダーバーの画像サイズは任意ですが、付属品は24x282になっています。 「アクションエリア」は上部16px、「コマンドエリア」はその下16pxです。 上部32pxを除いた残りの部分は全て「ウェイトエリア」として認識します。
(2倍拡大) アクター/エネミーアイコンは24x24で作成します。(縦方向は小さくても特に問題無し) アクターアイコンのファイル名は「acb_aixx.png」(xxはアクターID。例えば「acb_ai01.png」) エネミーアイコンのファイル名は「acb_eixx.png」(xxはエネミーINDEX。例えば「acb_ei01.png」) で作成します。 「エネミーINDEX」とは、エネミーのトループ内での並び順を指します。 改造していなければ0~7になります。 ただし、ファイル名では分かりやすくするために01~08を使用します。 アイコンが見付からなかった場合は、xxを除いたファイルをロードします。 (例えば、「acb_ai21.png」が無い場合は「acb_ai.png」をロード) そのため、保険としてxxを除いたファイルも作成しておいてください。
作成した画像ファイルは、全て「Graphics」フォルダ内の「ACB」フォルダに入れてください。 (他と混ざらないためのACB専用フォルダ。RPG::Cache.acb(filename[, hue])でロード可能)
# ◆オーダーバー表示 ACB_SHOW_ORDER = true
# ◆オーダーバー描画位置 ACB_ORDER_POSITION = [16, 2] # ◆アイコン位置 ACB_ORDER_ICON_POSITION = 16
# ◆オーダーバー背景 ACB_ORDER_BACK = "acb_order.png" # ◆アクター用オーダーアイコン ACB_ORDER_ICON_ACTOR = "acb_ai{i}" # ◆エネミー用オーダーアイコン ACB_ORDER_ICON_ENEMY = "acb_ei{i}"
戦闘が始まると全員のアイコンが出現し、「コマンドエリア」に到達したキャラはコマンドを入力することができます。 (ACBゲージが最大になるのと同じ。敵の場合は即行動) コマンド入力を終えたキャラのアイコンは「アクションエリア」へ移動し、行動を実行します。 このとき、既に行動中のキャラが存在する場合は「コマンドエリア」と「アクションエリア」の間で止まります。
F○10 - CTBもどき
グ○ン○ィア - UABもどき
ディレイ効果を持つスキルを多くすれば、少しだけ近付くかも。